むくみとは
むくみの原因は長時間の同じ姿勢や、筋肉の疲労などで血液を心臓に戻すポンプ機能が低下します。
そうすると、血液中の水分が停滞し、静脈圧が上昇します。
静脈に水分が溜まると漏れてしまいます。
漏れた水分がむくみの正体です。
デスクワークなど、ほとんど体を動かさない方は夕方になると下半身に水分が溜まるのでふくらはぎなどがむくみやすくなります。
逆に睡眠中は身体が水平になりることで、水分が上半身に溜まりやすくなるので顔がむくみやすくなります。
また、むくみの原因は疾患によるケースも考えられます。
本記事は疾患とは無関係のむくみについてですが、代表的な疾患例をご紹介します。
疾患例
循環器 (心不全・リンパ浮腫)、腎臓(ネフローゼ症候群)、肝臓(肝硬変)、甲状腺(甲状腺機能低下症)、特発性浮腫
当院は病院ではないので専門知識がありませんが、むくみの原因が他の疾患が隠されている可能性もあります。
気になる方は医療機関での受診をおすすめします。
むくみの原因
まずはむくみの原因を特定しましょう。
腎機能障害など病気が原因の場合を除けば、生活習慣を見直すだけでむくみの改善が期待できます。
まずは以下をチェックしてください。
- 水分不足
- 運動をほとんどしない
- 汗をほとんどかかない
- お酒を飲む
- 睡眠不足
- 自律神経の乱れ
- 生理前後になるとむくむ
- 産後にむくむようになった
- 更年期
ご自身で解決することが難しい場合もありますが、該当項目によっては今から取り組めるのもあります。
1番上の「水分不足」については、逆に水分の摂り過ぎという専門家も多く、賛否があります。
しかし、水分が不足することにより、下半身に水分が溜まりやすくなるというデータもあるそうです。
適量の白湯や常温水を摂り、定期的にトイレ行くことで老廃物を出して常に新鮮な水分を蓄えるようにし、更に特にデククワークの方は身体を動かす機会が増えることでむくみの改善に繋がります。
また、運動をしても汗がほとんど出ない場合は体質の問題、生理前後や産後の他に更年期によるむくみの場合はホルモンバランスが関係している可能性があります。
その場合は適切な対策が必要になると思います。