腰痛/背部痛

ギックリ腰

2019年10月2日

ギックリ腰

ギックリ腰はドイツ語では「魔女の一撃」、英語では「急性腰痛」と言われいます。日本では腰椎捻挫ともいわれています。

自称ギックリ腰という表現が合っているかわかりませんが、何を持ってギックリ腰というかは人それぞれです。

椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症といった病名ではなく、なにかの拍子で急に腰や仙腸関節(骨盤の関節)に痛みが出たことを表します。

ここでいうギックリ腰とは、数時間から3日以内に痛みが治まるのではなく、少し動かすと強い痛みがあり、症状が改善するまで1週間~3週間ほど掛かる場合を指します。

また、背中に痛みが出る場合もあり、ギックリ背中とも呼ばれています。場所が違うだけで基本的には同じとお考えください。

ギックリ腰の原因

ギックリ腰で来院される方の殆どがご新規や前回からかなり間隔が空いた方で、今までも定期的に整体受けたことがないという方がほとんどです。

また、体をあまり動かさない生活やバランスの悪い姿勢が多く、ストレッチや運動などの体のケアを定期的にされていない方はギックリ腰になる可能性が高いです。

このようにギックリ腰になる条件が揃った中で、不用意な動作をすると今まで蓄積されたのが痛みとして現れます。

重いものを持ち上げたときに痛みが出る場合もありますが、物を拾おうとしたとき、洗顔、くしゃみ、靴下を履くときなどといったちょっとした動きで痛みが出ます。

直前まで全く痛みがなかったという方が多いのですが、理由もなく激痛が起きるわけではありません。

ぎっくり腰の原因は長時間の同姿勢からくる筋肉疲労、骨盤(仙腸関節)、運動不足による筋力低下、腰や骨盤の筋肉・筋膜・じん帯・軟骨(軟部組織)の損傷、,慢性腰痛などの原因が考えられます。

ギックリ腰になる場合は、自覚症状がなかっただけで、このようにさまざまな問題を抱えて生活してしていたので蓄積されたのがなにかの拍子で痛みが出るのです。

ギックリ腰の対策

当院ではご来院前に問い合わせがあった場合、まずは炎症の有無を確認します。

炎症していないようでしたらギックリ腰ではない可能性があるので、痛みが出た経緯や症状を確認して通常の施術を行います。

もし炎症しているようならギックリ腰の可能性が高いので、当日のご来院はお断りしております。アイシングをして楽の体勢で安静にするようにお伝えしています。すると徐々に炎症が治まり、痛みも落ち着いてきます。稀にギックリ腰で強い痛みが出た当日に痛みがなくなるようにと求められますが、手技療法で炎症を抑える施術をすることは物理的に不可能です。

実際にギックリ腰担った場合も施術ることは可能です。炎症しているところは刺激を与えると逆効果になるので、経験値が高い整体師が施術を行ったほうがリスクが軽減されます。当院で施術をする場合は、やはり患部を押したりできないので、関連筋を緩めたり骨盤の歪みを調整します。炎症はそのままなので施術後も痛みはありますが、ほとんどの方が軽減されます。

ギックリ腰は予防が大切

慢性的の腰痛や肩こりと同じように、ギックリ腰も姿勢や運動不足の改善が大切です。

しかし、ギックリ腰で来院される方で今まで整体院などの施術を受ける習慣がない方は痛みが治まればその後の対策をされない方が多いです。

すると再発リスクが高まるのはいうまでもありませんが、この痛みを経験にご自身のお体とどのように向き合っていくかが大切になります。

当院では再発リスクを抑えるために施術だけでなくお客様の生活スタイルに合わせてさまざまなアドバイスをさせていただいております。

余談

因みに、あるお笑い芸人が「ギックリ腰になった瞬間に腰を思いっきり反らしたら治った」とテレビで仰ってましたが、実際にはギックリ腰ではないと思われます。もし、実際にギックリ腰になった場合はそのような動きができるとは思えないし、仮に出来たとしても悪化する可能性がありますのでご注意ください。

 
 
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本記事は同業者の方を批判するの事を目的としておらず、今まで学んできた情報と個人的見解を元に作成しております。
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