腰を反らすことによる痛みの原因はいくつかありますが、最も多いのが普段から前傾姿勢をしている方です。
例を上げると、デスクワーク・ゲーム・スマートフォンやパソコン・ソファーや座椅子の使用・勉強など、日常生活の中で前傾姿勢の生活が多く、その時間が長ければそれだけ反らしにくい体になってしまいます。
そして、前傾姿勢をリセットするだけの動きをすれば問題ないかもしれませんが、1日の中で腰や背中を反らす動きをどれくらい行っているか想像してみてください。
では、腰が反れない状態とはどういう状態でしょうか?
- 背骨を支えている靭帯や筋肉が過度に緊張している。
- 背骨が歪んでいて反れない部分がある。
- 椎間板(背骨と背骨の間にあるクッション)の前側が押しつぶされている。
- 骨盤が前傾している
腰を反らすと痛い方は腰に問題があると思われがちですが、腰を含む上半身と骨盤は連動しています。ですので骨盤が前傾している場合、肩甲骨の動きが悪くなるので腕も挙がりにくくなります。そうすると腰だけでなく肩こりや頭痛にも影響が出てきます。
姿勢を改善するのなら腰を反らすのではなく、まずは骨盤を立てるように座ってください。そうすると自動的に腰も丸まりにくくなってきます。
当院では骨盤を立てる矯正も行っており、その姿勢をキープできるようにアドバイスも行っておりますので姿勢を改善されたい方はお気軽にお声がけください。