なぜ座っているだけで腰が痛くなるのか
長時間座っていると腰が痛いという方は非常に多いです。
例えば長時間のパソコン作業や車の運転で、1日に何時間も同じ姿勢を何日も続けていると誰でも腰痛になる可能性があります。
その原因の主な理由は、例え理想的な座り方をしていても脊柱起立筋(背骨の両脇の筋肉)に負担が掛かっているからです。
更に脚を組んで座ったり、左右どちらかに重心がかかる座り方をすると、一部の筋肉に負担が強くなり、骨格のバランスが崩れてきます。
そうなると腰痛リスクが強くなり、坐骨神経痛や仙腸関節(骨盤の関節)まで痛みが進行する場合があります。
また、椅子や机の高さがご自身の身体に合っていないとやはり腰に負担がかかります。
対策
本来なら腰痛の原因となっている長時間座る作業をやらなければいいのですが、仕事の内容によっては不可能だと思います。
ご自身の環境に応じて以下のことをお試しください。
- 定期的に立ち上がり、前屈や後屈などの運動をする。
- 前傾姿勢にならないように骨盤を立てて座る。
- 椅子の高さを調整する。(高さ調整機能がなければ座布団で調整。)
- 休憩時間やご自宅でストレッチをする。
- 整体などで筋肉や骨盤などの歪みを調整する。
症状によっては今回ご紹介した内容に該当しない場合がございます。
当院で施術を受けられた場合、症状や生活環境に合わせて様々なアドバイスをさせて頂くことも可能です。
気になることがございましたら、ご来院の際にお気軽にお申し付けください。