施術を受けられた日は筋肉・関節が緩み、血液やリンパ等の循環機能がよくなります。以下のことにご注意ください。(特に高齢者、施術直後の入浴、体調不良の方)
- 入浴をお控えいただくか、長時間の入浴はお控え下さい。
- 水分を多めに摂り、ゆっくりとお休みください。
- 飲酒はいつもより酔いやすいのでご注意ください。
好転反応について
「好転反応」は、身体が良い状態になろうとする時に起きる身体反応の一つで、主に以下の4つに分けられます。
○弛緩反応(だるさ・眠気)
○排泄反応(むくみ・尿の色や匂いの変化)
○過敏反応(発汗・筋肉痛のような痛み・今までと違う場所に違和感や痛みが出る)
○回復反応(頭痛・発熱・吐き気・動悸)
好転反応が出る方は一部の方で、特に多いのは長期の慢性化や生活習慣(不健康な生活)に問題が考えられます。好転反応は施術が終わった後に水分を摂って頂くことで予防できるのもございます。
好転反応が場合、元々の症状が改善されやすくなるといわれており、何回か通院されることでお体の状態が良くなってくれば心地よい感覚へと変っていく方がほとんどです。合わせて生活習慣の見直しもおすすめします。
好転反応の症状が出ましたらこちらをご参考下さい。
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参考好転反応について
好転反応の種類 整体を受けた日の夜や翌朝にだるさや痛みといった症状が起きる場合があります。 施術を受 ...
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早期改善のポイント
当院の施術を受けて楽になる方がほとんどですが、「しばらくするとまた辛くなった」という方もいらっしゃいます。
2回目以降にご来院されるお客様で、「前回から2週間も経ったからまた辛くなった。」「前回より1ヶ月しか経ってないのにまた辛くなった。」と受け止め方がそれぞれですが、症状や目的によって来院頻度が変わってきます。また、生活習慣の見直しもして頂くことが早期改善だけでなく、予防にも繋がります。
ご参考までに早期改善のためのポイントをご紹介致します。
症状が出る原因を回避する
肩こりや腰痛の原因は、日常生活の中で蓄積された疲労がほとんどです。(主に、仕事や勉強・家事や育児・スマホなどの液晶機器の長時間使用など)
その負担が長期化すれば症状も強くなり、改善するのも時間がかかります。
例えば布団が柔らかすぎて起床時に腰痛がある場合は負担がかかりにくい布団にすると症状が軽減されます。スマートフォンやゲームで下を向く時間が長い場合は時間を制限させれば首や肩の負担が減ります。
ただ、仕事・家事・育児などの負担が影響している場合は簡単に放棄できません。それでも長時間同じ作業をしないで定期的に体を動かしたり、正しい姿勢や座り方を心がけるなど、少し意識を変えるだけで今までの体の負担が少しずつ軽減されることがほとんどです。
個別にアドバイスをさせて頂くとしたらカウンセリングが必要ですので、ご希望の方はスタッフまでご相談ください。
運動
運動は大きく分けて有酸素運動と無酸素運動になります。
ストレッチやヨガは有酸素運動の枠組みになると思いますが、当院では最も重要視していますので別枠でご案内しております。
ストレッチやヨガなど
一部の専門家はヨガは運動ではないと仰る方もいますが、当院の考えとしては立派な有酸素運動の一つで、ポーズによっては無酸素運動にもなります。
ストレッチは筋肉を伸ばすことを目的として、身体の柔軟性を高める効果があります。ヨガは精神の安定や体幹強化などといった目的があり、大きく違ってきます。
ヨガインストラクターではないのではっきりしたことは言えませんが、ヨガはストレッチも兼ねているので、個人的にはヨガのほうが効果的と思われます。とはいえ、当院はヨガ教室ではないのでストレッチをベースに一部のヨガのポーズもアドバイスさせて頂いております。
もっと積極的に取り入れたい場合は、ヨガ教室に通ったりヨガの本(DVD付き)をご購入してチャレンジしてみてください。
有酸素運動
有酸素運動の主な目的は脂肪燃焼効果・心肺機能の強化・基礎代謝向上・血圧の安定となります。
代表的な運動はランニングやウォーキング、サイクリングなどが代表的ですが、ご自宅でも手軽にできるエアロバイクや踏み台運動もあります。最近ではクッションタイプのトランポリンなどといった便利なグッズも販売しており、目的や環境に合わせてさまざまな選択肢があります。
無酸素運動
無酸素運動は瞬発的の筋肉を強化することを目的とした運動です。代表的な運動は筋トレや短距離走です。
筋肉(速筋)を付けたい人は無酸素運動を積極的に取り入れたほうがいいですが、腰痛がある方は逆効果になる場合もあります。
炎症している場合や急性の痛みがある場合は、症状が悪化する場合もございます。心配な方はスタッフまでご相談ください。 当院では必要に応じ、ストレッチや生活習慣のアドバイスも行っております。 気になる方は、ぜひお気軽にお尋ねください。
通院
慢性的な症状の場合、最初の数回は間隔を空けずに通院することをおすすめします。
理想は、施術をした直後の状態を少しでもキープした状態で次回の施術を受けると更に良い状態に改善されやすくなります。
状態が良くなってきましたら、徐々に間隔を開けて最終的にはメンテナンスを目的として施術を受けられると良い状態が安定しやすくなります。
症状や目的にもよりますが、理想の通院ペースは週1または2週間に1回、症状が改善されメンテナンスとしてご利用の場合は月1回または2ヶ月に1回が理想です。心身のリフレッシュとして毎週通われる方もいらっしゃいます。
お客様の中には、整体を受けた後は楽になるが、しばらく経つとまた辛くなったと仰る方がいます。その場合は、次の施術までの期間で、上記で紹介した「症状が出る原因を回避する」「運動」を、生活の中に取り入れてみてください。
生活環境によっては、通院や運動をする時間を取るのが難しい場合もあります。その場合はご自身のペースでご来院ください。必要に応じて、ご自宅でもできる簡単なケアをご提案させていただきます。
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