ボキボキしないと「物足りない」と感じている方へ
かつて整体やカイロプラクティックといえば、背骨や首を「ボキボキッ」と鳴らすスタイルが主流でした。テレビ番組などの影響もあり、「音が鳴る=矯正された」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
私自身、以前はこの「ボキボキ鳴らす手法(ディバーシファイド・テクニック)」を必死に勉強し、実際に行っていた時期があります。しかし、現在はボキボキしない10種類の骨盤矯正をメインに採用しています。
なぜ、苦労して習得した技術を捨て、今のスタイルに行き着いたのか。今回は「ボキボキ音」の意外な正体と、そのリスクについて本音でお話しします。
そもそも「ボキボキ」という音の正体は何?
「骨がズレていたのが戻った音だ」と思われがちですが、実は違います。関節(骨と骨の隙間)は「関節液」という液体で満たされています。関節を急激に動かした際、この液体の中にある気泡が弾ける現象が起きます。これが「ボキボキ」という音の正体です。
引用:くれないきりんのあしあと
音が鳴らなくても「矯正」はできる
この気泡が弾けること自体には、骨格を正しい位置に戻す効果はありません。 指や首を自分でボキボキ鳴らすと一時的にスッキリするように感じますが、矯正されたからではありませんよね。
それと同じ理論で、逆に音が鳴らなくても正しい力学に基づいたアプローチであれば骨格はしっかり矯正されます。
なぜ当院は「ボキボキ矯正」を捨てたのか
私がボキボキする施術をやめたのには、3つの大きな理由があります。
1. 音を鳴らすことが「目的」になってしまう危険性
経験の浅い施術者に多いのですが、音が鳴らないと「失敗した」と感じ、鳴るまで何度も同じ箇所を捻り直すことがあります。これは非常に危険です。歪みを直すことよりも「音を鳴らすこと」が優先されてしまうのは、本来の施術の目的から大きく逸脱しています。
2. 事故のリスクと身体への負担
カイロプラクティックの本場アメリカでは、首(頸椎)のスラスト(急激な捻り)による事故報告も存在します。民間療法の枠組みである日本の整体業界では、さらに慎重であるべきだと考えています。 当院では、小さなお子様からご高齢の方まで安心して受けていただけるよう、安全性で質の高い施術を最優先しています。
3. 本人の好奇心や「スッキリ感」よりも「根本改善」
「ボキボキやってほしい」というご要望をいただくこともありますが、その多くは一時的な刺激への好奇心です。私たちの目的は、その場限りのスッキリ感ではなく、10年後も健康でいられる体作りです。そのためには、ボキボキという強い刺激は必ずしも必要ないという結論に達しました。
当院が提供する「痛くない・怖くない」10種類の骨盤矯正
ボキボキしなくても、歪みは整います。むしろ、体がリラックスした状態で優しい圧を加える方が、筋肉の緊張も抜けやすく、矯正効果が持続しやすいのです。
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ボキボキが怖くて整体を避けていた方
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強い刺激が苦手な女性や、好奇心でボキボキを試そうとしている若い方
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安全に、かつ確実に骨格を整えたい方
このような方は、ぜひ当院の「ボキボキしない安心・安全な矯正」を体感してみてください。
安全と効果を追求した結果の選択
「ボキボキ」は演出のようなものです。当院が大切にしているのは、派手なパフォーマンスよりも、施術後の「体の軽さ」と「根本からの改善」です。
プロとして、リスクを最小限に抑え、効果を最大限に引き出す。それが、私がたどり着いた現在の施術スタイルです。
実は当院でもボキボキやってる?
はい、たまにやっております。ボキボキしない10種類の骨盤矯正を含め、さまざまな施術をしても効果がない場合に行います。ですがあくまでもディバーシファイド・テクニックに基づいた矯正で、ボキボキの音が鳴っても鳴らなくても一度の矯正で終わらせます。これで症状が改善される場合もありますので、ディバーシファイド・テクニックを批判しているわけではなく、ボキボキさせることを目的としているのを問題視してます。
