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自律神経/ストレス

脳脊髄液

2019年10月3日

脳脊髄液とは

なんとなく聞き覚えがある程度で、脳脊髄液と聞いてピンとくる方はあまり多くないのではないでしょうか?

脳脊髄液は、頭蓋骨や背骨の隙間に満たされており、脳と脊髄を循環し保護する液体です。略して髄液と呼ばれることもあります。

両側の側脳室、第3・第4脳室にある脈絡叢で生産され脊柱を通って仙骨まで循環し、上矢状静脈洞という場所で吸収されます。

脳脊髄液の総量は130ml~150ml。1日の産生量は500~700mlで、1日のうちで3~4回入れ替わると言われています。

この脳脊髄液の役割は主に3つ

1.物理的な保護

お豆腐のパックをイメージして頂くと分かりやすいのですが、頭蓋骨の内側を脳脊髄液で満たすことで、脳に対する外からの衝撃を受けないようにしています。

2.栄養素の輸送

脳脊髄液には、脳、脊髄に栄養素を輸送し供給する役割もあります。
ブドウ糖、蛋白質、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ホルモン、神経伝達物質を運搬してそれぞれの背骨から出る神経に栄養を供給します。

3.老廃物の排泄

脳脊髄液は、循環していく中で古い細胞など、いらなくなった物質を回収して排出します。

このように、あまり認知されていない脳脊髄液ですが、身体の状態を維持する為に非常に大きな役割を果たしているのです。

脳脊髄液低下による主な症状

脳脊髄液の流れが悪くなることにより、脳圧が上がり、自然治癒力・免疫力・内臓機能などに影響があるといわれています。

当院にご来院される方で、脳脊髄液が影響している主な症状は、頭痛・肩こり・首の痛み・睡眠障害・めまいなどでお困りの方が多いです。

その他、背中の痛み、手足の痺れ、顔のこわばり、光のストレス(蛍光灯など)、吐気や嘔吐、食欲不振、倦怠感、難聴、聴覚障害、味覚障害、発汗過多など

脳脊髄液の流れが悪くなってしまう原因

自律神経の乱れ

整体院の殆どは自律神経による脳脊髄液の調整を重要視しています。(ほぐし系のサロンやチェーン店は除く。)

さまざまなストレスが原因で自律神経が乱れることで脳脊髄液の流れが悪くなります。

脳脊髄液の流れが悪くなることで、頭が大きくなります。

これは、脳脊髄が身体の末端の方へ行かず頭に溜まった状態になるからです。

この状態になると、脳の圧力が上がってしまいます。この時、頭が拡大し硬化しています。

脳脊髄液の調整法は、後頭骨(後頭部と首の隙間)に接触をして行うのが一般的で、私も以前は同様な施術をしておりました。

しかし、現在は脳脊髄液調整に特化した施術者が開発した施術法を採用しております。

当院では施術前と施術後に脳脊髄液の乱れをチェック致しますので、殆どの方が変化を実感されます。

尚、これらは東洋医学の考え方で、西洋医学ではほとんど知られていません。ですので当院にご来意される医師や看護師にこの話をしても理解してもらえませんが、施術をすると驚かれます。

 

※脳脊髄液減少症(脳髄液漏出症)などの疾患もございますが、西洋医学の領域なので割愛します。

 
 
※同業者及び医療関係者の方へ
本記事は同業者の方を批判するの事を目的としておらず、今まで学んできた情報と個人的見解を元に作成しております。
万一、本記事を読まれて事実と異なる内容が含まれていた場合はお手数ですがご連絡ください。必要に応じて修正または削除致します。

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